2019年の活動

2019年の活動

第15回 ふたば会コンサート 

2019年11月17日(日)
 開演14:00(開場13:30~) 浜離宮朝日ホール

奇数年の秋にコンサートという予定がほぼ定着して30年余り、今年も11月17日に浜離宮朝日ホールで開催することができました。

演奏会の前には何かと不安な気持ちになるのはいつものことですが、今回は特に挑戦曲も多い気がして、指揮者の愛とユーモアに満ちたご指導にもかかわらず、メンバーの間では「弾けない」「難しい」などが合言葉のようになっていました。

ところがいざ本番が始まると、1曲ごとに大きな拍手をいただき、聞いてくださった方々からも身に余るお褒めの言葉をいただいて、信じられないような、でも大変嬉しい一日となりました。

ホールの素晴らしい響きにも助けられ、常任指揮者の三矢幸子氏の辛抱強いご指導にも恵まれた結果が、良い演奏につながったのかもしれません。
何年もご一緒にステージに上がっていただいている管楽器や打楽器奏者の皆さま、及び司会の青木京子氏も含め、まさにワンチームとなれたのでしょうか。

ゲストの大澤一彰氏は熱心に音合わせにいらしてくださり、当日はさらに素晴らしい歌声を聞かせてくださいました。

お手伝いをしてくださった多くの方々、会場に足を運んでくださった全ての皆さまに心から感謝申し上げます。

2年後にまたお会いできますよう願っております。

曲目作曲者/編曲者
<指揮:三矢 幸子>
ワルツ組曲 ~「仮面舞踏会」より Walts∼Suite MasqueradeA.Khachaturian/小穴 雄一
奇想的間奏曲 Intermezzo CapricciosoA.Amadei
花の歌 Blumenlied Op.39G.Lange/上野 隆司
亡き王女のためのパヴァーヌ Pavane pour une Infante DèfunteJ.M.Ravel/久保田 孝
星空のコンチェルト Stars Concerto for Mandolin Orchestra藤掛 廣幸
Ⅱ 《魅惑のテノール 愛を歌う》 テノール:大澤 一彰
人知れぬ涙 ~歌劇「愛の妙薬」より Une Furtiva Lagrima di ‟L’Elisir d’Amore”G.Donizetti/山口 寛
ローマのギター Chitarra RomanaE.di Lazzaro曲・詞/山口 寛
君に告げてよ DicitencelloR.Falvo/中川 信良/E.Fusco詞
星は光りぬ ~歌劇「トスカ」より E Lucevan le Stelle di ‟Tosca”G.Puccini/山口 寛
誰も寝てはならぬ ~歌劇「トゥーランドット」より Nessun Dorma! di ‟Turandot”G.Puccini/山口 寛
詩人の瞑想 Rêverie de PoèteG.Manente
とんぼ~ポルカ・マズルカ Die Libelle∼Polka‐Mazurka Op.204Josef Strauss/服部 正
皇帝円舞曲 Kaiser-Walzer Op.437Johann StraussⅡ/服部 正
 アンコール曲:Tritsch-Tratsch-Polka Op.214Johann StraussⅡ/服部 正

東京女子大学同窓会 園遊会

2019年4月29日(月・祝)
 14:00 東京女子大学講堂

ふたば会&コーロ・ヴェラ ジョイントコンサート
~東京女子大学創立100周年を記念して~

ふたば会が園遊会で演奏するようになってどれくらいになるでしょう。
その長い歴史の中で、同窓生のグループとのジョイントコンサートが今回初めて実現致しました。

ジョイントをしたコーロ・ヴェラは、13年ほど前にできた同窓生による女声合唱のグループで、指導の先生も、女子大卒業後に東京芸大で音楽を学んだ同窓生です。
昨年東京女子大学が創立100周年を迎えたことを記念して、メンバー同士の「何かしたいわね。」の一言から始まって、今年の園遊会のメインイベントとして、講堂での演奏となりました。
コーロ・ヴェラ、ふたば会がそれぞれの演奏を披露した後は、合同演奏で、気持ちよく、楽しく演奏することができました。

広い講堂で、たくさんのお客様に女声合唱とマンドリン合奏とのハーモニーを楽しんでいただきながら、平成最後のコンサートを終了しました。

その後の「茶話会」では、コーロのメンバーとのおしゃべりに花が咲き、同窓生同士の横のつながりを実感した、素敵な一日となりました。

曲目作曲者/編曲者
第一部 《コーロ・ヴェラ 指揮:井口 慈子  ピアノ:岡田 良子》
少年 「ピアノ協奏曲KV467 第2楽章」よりW.A.モーツァルト/南 安雄/海野 洋司 詞
絵日傘 「アンダンテ・カルディナーレ」よりM.Vacquez/南 安雄/海野 洋司 詞
オー・ソレ・ミオE.di Capua/源田 俊一郎/川路 柳 詞
鞠と殿様中山 晋平/岩河 智子 編作/西条 八十 詞
<井口 慈子>独唱
私の名はミミ ~オペラ「ラ・ボエーム」より
G.Puccini
第二部 《ふたば会 指揮:小澤 朋子》
人生のメリーゴーランド久石 譲/小穴 雄一
ムーン・リバーH.Mancini/武藤 理恵
愛の喜びJ.P.Martini/S.Ranieri
マンドリン酒場の夜湯淺 隆/吉田 剛
第三部 《コーロ・ヴェラ&ふたば会 指揮:小澤 朋子》
見上げてごらん夜の星をいずみ たく/永 六輔 詞
マリア・マリE.di Capua/堀内 敬三 訳詞
歌の翼F.Mendelssohn/津川 主一 訳詞
美しき青きドナウJ.Strauss Ⅱ世/堀内 敬三 訳詞
東京女子大学校歌

第4回 音楽交流会

2019年3月2日(土)
 13:00~16:00 東京女子大学同窓会館

厳しい冬の寒さの中にも、暖かな陽が差し込むようになった3月の土曜日、東京女子大学マンドリンクラブの学生たちとの交流会を開きました。
学生たちにとっては貴重な休日であるにも関わらず、クラブからは12人も参加して頂きました。
全パートに1人はクラブの方がいらっしゃったので、ふたば会にとっても楽しい一時となりました。
練習においては、ふたば会指揮者の三矢幸子氏のご指導のもと、「ハウルの動く城」、「奇想的間奏曲」、「愛の喜び」、「マンドリン酒場の夜」の4曲を合奏しました。
練習の合間のおしゃべりタイムでは、演奏上の話、今の活動の話、昔の学生時代の話など、大いに盛り上がりました。

学生たちからは、「普段は少人数で演奏しているので、大人数で合奏でき良い経験となった」「指揮の先生に指導をしていただけるのがとても勉強になった」との感想を頂きました。

交流会開催も今回で4回目となり、ふたば会にとっても若いエネルギーを頂ける素晴らしい機会になりつつあります。
お互いに刺激を与えられるような関係を続けていけたら良いですね。

練習曲作曲者/編曲者
ハウルの動く城久石 譲/小穴 雄一
マンドリン酒場の夜湯淺 隆/吉田 剛士
奇想的間奏曲Amedeo Amadei
愛の喜びJean Paul A Martini/Rid.Silvio Ranieri